2011年アイドルソングベスト10!

2012年8月20日作成。
2012年12月5日大幅訂正。
2011年の時点でのランキングではないのですが、2012年になり今まで以上にアイドルソングを聴いている中で2011年のアイドルソングのレベルの高さに驚いたので今回の記事に書きたいと思います。

10位 Bis「nerve」

Bisの代表曲であり、BisがBisたる所以を表していると言える曲。
Bisが破天荒であり続けられる前提に、良質な楽曲というのがあるということを改めて感じさせられた。

9位 Tomaton`pine「ワナダンス!」

クラブとかディスコとかはアイドルからかなりかけ離れたものだったのではないかと思います。
そんな概念を覆したのがこの曲。
最初から最後までかっこよすぎます。

8位 吉川友「さよなら涙」

きっかのファンとしてはこの歌を外すことが出来るはずがありません。
きっかの初めてのソロ曲。
情感たっぷりに歌い上げるきっかは本当に素晴らしい。
きっかの歌唱力の高さも改めて感じます。

7位 ももいろクローバーZ「オレンジノート」

賑やかな曲の印象が強いももクロですが、このような曲のももクロもまた魅力的です。
冒頭からこの曲の世界に引き込まれます。
この曲はとにかくメロディーが好きです。

6位 でんぱ組.Inc「くちづけキボンヌ」

元々でんぱ組はハルヒの曲の詩を手掛けた畑亜貴さんが詩を書いていたりしてアニソン色が強く、自分としては敬遠している部分があったのだけどその考えを変えさせてくれた楽曲。
かせきさいだぁさんが詩を提供したことでも話題になりました。
そしてこの曲は初期でんぱ組.inc最後の楽曲。
何かが終わる時にしか出せないものというのがあって、それが見事に表現されている曲だと思います。
だからこそ、寂しいのだけどどこか温かさも感じさせる曲になっているのではと感じています。
チェキで構成したMVも非常に印象に残る。
チェキってアイドル現場の象徴のようなものだと思うんですよ。チェキ会とか。
普通の写真と比べたら安っぽさはあるんだけど独特の雰囲気があってそれがクセになる。
アイドルもそうなんじゃないかなと。
そんなことも感じました。

5位 BABYMETAL「ドキドキ☆モーニング」

衝撃という言葉しか思い浮かびません。
アイドル×メタルをここまで遊び心満載でやってしまうとは!
そして、中元すず香の魅力が存分に伝わってきます。

4位 LinQ「ハジメマシテ」


この曲ほどアイドルの導入曲として優れている曲は無いのではと思う。
タイトルのハジメマシテの通りこの曲でLinQを知った人は楽曲の高さに驚き、LinQの魅力にハジメマシテになるのでは。
非常に洗練されたサウンド、その中に「西鉄バス」という福岡を象徴させるワードを出して福岡のアイドルというアイデンティティーを強調する。
洗練された楽曲に対してアイドルが親しみやすいというギャップがロコドルの魅力の一つだと思うが、この曲はまさにそういった魅力を持っている。
これらのことからも最強の導入曲だと思う。

3位 東京女子流「Limitted Addiction」

この曲はとにかくカッコイイ!
松井寛サウンド全開ながらも、今までの曲と明らかに異なる印象を受ける。
楽曲がメンバーを成長させることがあるとすれば女子流は間違いなくこの曲を経て一段階上に到達したと思う。

2位 Tomaton`pine「ジングルガール上位時代

この曲も情景が浮かび上がる曲ですね。
曲が素晴らしいのは勿論可愛らしさも上手く出ている曲だと思います。
ただ、何と言っても情景がありありと浮かぶ歌詞が素晴らしすぎる。
電車をソリに例えてたり、「改札前のスパイ」って表現だったり。
後、タイトルのセンスが好きです。
冬に聴きたい名曲!

1位 吉川友「こんな私でよかったら」

私にとっての2011年の1位はこの曲以外ありえない。
とにかく丁寧に作られた曲。michitomoの曲は外れは無いのだけれども、その中でもこの曲は飛びぬけて良い。
きっかけはYOU!」で王道アイドル路線、「ハピラピ」では身近なアイドル路線だったと思うがここでがらっと雰囲気を変えて成功したと思う。
それと同時に吉川友の凄さを再認識する曲。
簡単そうに歌ってるけどかなり難しい曲だと思う。

総括

2011年は正直な所レベルが高すぎて10曲を選ぶのに本当に苦労しました。
半年後にランキングを作ったら大幅に変わっている可能性もあると思います。
その中で自分の中の基準にあったのが「衝撃度」だと思います。
初めて聴いた時に衝撃を受けた曲を上位にしました。
1位の「こんな私でよかったら」はこの曲を聴いていなかったら吉川友を好きになることはなかったということ。アイドルらしからぬサウンドに圧倒的な歌唱力に衝撃を受けたというのが1位に選んだ理由です。
2位の「ジングルガール上位時代」はトマパイポップの最高峰だと思ってます。そして情景がありありと浮かぶ詩。
詩が軽視されがちなアイドル音楽の中でこれだけ素晴らしい詩を持っている曲ということで2位に選びました。
3位の「Limitted Addiction」はカッコイイ女子流の最高峰。この曲を聴いていなかったら女子流に興味を持つことはなかった。
そういった意味で3位に選びました。
4位の「ハジメマシテ」に関してはロコドルの楽曲の質の高さが無視できないものであるということで選びました。
5位の「ドキドキ☆モーニング」、6位の「くちづけキボンヌ」、9位の「ワナダンス!」はアイドルらしからぬサウンド、遊び心に溢れてるということで選びました。
8位の「さよなら涙」は完全なる個人的な思い入れです。
惜しくも外れた曲は遊び心という点でほんの少し劣ったのかなと思います。

その他の候補曲

Tomaton`pine「旅立ちトランスファー」


ベスト10に入っても全く遜色のない曲。
この曲を外すのは苦渋の決断でした。

Tomaton`pine「なないろナミダ」


トマパイの曲の中でもポップ色が強い曲だと思います。
この曲が外れるほど2011年はレベルが高かった。

東京女子流「Liar」


カッコイイです。普通にカッコイイです。

東京女子流「鼓動の秘密」


この曲はここ最近の女子流の曲の中では珍しくあまり背伸びをしていない曲だと思います。
カッコイイ女子流も勿論好きだけど年相応な女子流も好きです。

Negiccoニュートリノラブ」


2011年は第二次ロコドルブームが始まった年になるのではないでしょうか。
その中で2003年から活動しているNegiccoはまさしく地方アイドルの雄と言える存在でしょう。
Negiccoの魅力は多くあるのだと思うのですが、楽曲も非常に良い曲が多いです。
その中でも2011年はこの曲が好きです。
Negiccoらしい良質なポップソングに仕上がっています。

Bis「My Ixxx」


色々と衝撃的すぎる...

Bis「primal.」


同じく衝撃的...

吉川友きっかけはYOU!


きっかのデビュー曲にして唯一の王道アイドルソング。
それでいてサウンドもしっかりしている曲。

Berryz工房「ヒロインになろうか!」


特徴的な楽曲にレディー・ガガを意識したであろうMV。個性派集団ならではの曲だと思います。
そして、この曲は夏焼雅菅谷梨沙子の歌唱力の高さを改めて感じる曲となっております。
2011年のBerryz工房は大人路線の曲が多かったですがこの曲が一番でしょう。

SKE48 セレクション8「花火は終わらない」


この曲の好きな部分は情景が浮かび上がる歌詞、そしてその歌詞にマッチする哀愁を感じさせるメロディー。
48グループの曲の質は最近落ちる一方ですが、この曲は丁寧に作られていると思います。
SKEの中の隠れた名曲です。