I、D、Z 〜LEGEND "I" @渋谷O-EAST


10月6日に行われたBABYMETALの初ワンマンライブI、D、Z 〜LEGEND "I" の夜の部に行ってきました。ベビメタのライブは初参戦だったのですが、非常に楽しくまた発見も多々あったので今回の記事に書きたいと思います。

セットリスト

1.BABYMETAL DEATH(仮)
曲というよりは壮大なオープニングという印象。この時点で既にベビメタのライブが他のアイドルのライブとは次元が違うことを感じました。
2.いいね!
オープニングを経ていきなりいいね!がきて会場のボルテージは一層高まった。そして私もこの時点で既にテンションがMAXに!
「いいね」と「モッシュッシュ」と叫ぶのが楽しすぎた。
完全にベビメタの虜になった瞬間でした。
3.君とアニメが見たい? Answer for Animation With You
他の曲と比べると比較的落ち着いている曲なので会場全体がいいね!と比べると穏やかだったような気がします。
4.ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
この辺りから記憶が曖昧にw
(映像①)
ベビメタのライブはMCを挟まないという話は事前に聞いていたのですが、あれだけ激しいパフォーマンスを休み無しでしたらベビメタの3人は勿論我々ファンも力尽きます。その為に今回のライブでは映像が使われていたのですが、この映像がセンスが良くて面白かったです。(某大御所アイドルを始め、アイドル界全体を風刺している感じの映像でした)
5.おねだり大作戦 BLACK BABYMETAL
YUIMETALとMOAMETALが BLACK BABYMETALとして歌うこの曲は他のベビメタの曲と比べるとアイドルの曲に近いと感じました。(しかし、曖昧な記憶を辿っているので何とも言えません...)
6.紅の騎士(仮) SUMETAL
SUMETALのソロ曲。SUMETALの元に天から何かが降りてきているのではと感じさせる曲。SUMETALの歌の上手さ、そして横顔の美しさを感じました。菩薩の生まれ変わりかと感じるほど。
7.ド・キ・ド・キ☆モーニング
ここで再びテンションがMAXに!ちょ待ってジャンプで会場全体は物凄い熱気を帯びました。
〜アンコール〜
(映像②)
E1.ヘドバンギャー!!(生バンド)
生バンドが出てきたことで音に厚みが増したことは言うまでもありません。ただ既に体力の限界に近づいていたので音を堪能する余裕が無かったのが残念でした。ヘドバンをするスペースはほとんどありませんでした。
E2.イジメ、ダメ、ゼッタイ(生バンド)
初めて聴くイジメ、ダメ、ゼッタイ。しかも生バンド。こんなに幸せなことはありません。ダメジャンプをしている時はまるで自我を解放しているかのようでした。
(映像③)

初ベビメタ感想

とにかく楽しすぎました
ベビメタのライブは観るというよりも音をそしてその場の雰囲気を感じるものだと思いました。これは実際に現場に行かなければ分からなかったことです。
ライブは1時間ほどという短い時間だったのですが、正直な所もう既に限界が来ていたのでこれ以上の長さだと厳しかったです。
ライブが終わった後は喉がガラガラで翌日以降の身体の節々の痛さは近年稀にみるものでした。
しかし、身体が痛いけどベビメタの曲を聴くとライブの楽しさを思い出し、また行きたいと思わせるそれだけのパワーを持ったライブでした。
ライブに行く前はこれが最初で最後だろうと考えていましたが、是非とももう一度ベビメタライブに行きたいです!

ベビメタライブと他のアイドルライブの違い

会場に入ってまず最初に感じたことは他のアイドルのライブと違ってサイリウムを持っている人がほとんどいないということでした。
この理由はライブが始まってすぐに理解出来ました。
サイリウムを持っている余裕などない!
またファン層も非常に特徴的でした。
私は整理番号が悪かったこともあり、後方左にいたのですが(その位置でも盛り上がりは凄かったです)そのためか周りのファンの方はさくら学院のファン、メタラー、音楽好きの方、そして自分のようなDDと様々な層の方がいました。
あくまでも個人的な感覚なのですがさくら学院のファンは全体の3割くらいだと感じました。今回はDDが一番多かったのでは?また、メタラーの方の多さにも驚きました。

ベビメタが生み出す刹那的な衝撃

今回初めてベビメタのライブに行って予想以上の人気の高さを感じました。買おうと思っていた限定ライブTが夜の部が始まる前に既に完売していたのは驚きでした(同時にショックでした)1300人収容の渋谷O-EAST2公演を満員に出来るアイドルはそう多くはいません。
今回実際にライブに行って確信したことなのですがベビメタは現在のアイドル界に間違いなく衝撃を与えムーブメントを作り出していると思います。
既にベビメタというジャンルを作り出したと言っても過言ではないと思います。
このムーブメントの要因の一つにベビメタが持っている刹那性があると思います。
SUMETALこと中元すず香は今年の3月でさくら学院を卒業します。
つまり中元すず香をそしてベビメタを観ることが出来る期間は残り僅かとなってしまっている。
この事実こそが今のベビメタが持っている刹那性でありベビメタをベビメタたらしめているものだと思います。
私はさくら学院のことは全く分かりません。ベビメタは曲をたまに聴くという感じでした。
そんな私が今回のライブに参戦したのは解散する前に一度生でベビメタを観てみたいという思いからでした(同じような思いで参戦した方は私以外にもいるのではないでしょうか)
残り時間が限られているからこそ、ファンもそしてベビメタの3人も今この瞬間を最大限に楽しんでいるのではないでしょうか。

ベビメタの今後

12月20日にSU-METAL聖誕祭と銘打たれた"D"が開催されます(なんで平日なんだ...)
そして1月9日には今までライブでのみ披露されていた「イジメ、ダメ、ゼッタイ」がメジャーデビューという形でリリースされます。
ここからは私の想像なのですが、ベビメタの活動は"D"、"Z"そして解散ライブで終了するのではないでしょうか。(もしくは"Z"=解散ライブ)
ベビメタを来年の4月以降も続ければ一定の人気は得るでしょう。しかし、刹那性を失ったベビメタが今の破竹の勢いを維持出来るとは思えません。
複雑な気持ちもありますがやはりベビメタは来年3月で解散すべきだと思います。
そしてその時に
BABYMETALは伝説になる!