制服の芽公演DVDレビュー


またもや久しぶりの更新になってしまいました。
この間で大きなニュースと言えばSKE48矢神久美の卒業です。
正直驚きましたが、あれだけの才能の持ち主なのでまた何処かで活躍している姿を見ることが出来ればと思います。
さて、今回の記事ではSKE48TeamS3rd公演「制服の芽」DVDのレビューを書きたいと思います。
何とこのDVD収録されているのは2011年6月の映像。お蔵入りになったかと思ったら何の前触れも無しに突然発売とは(笑)
では早速書いていきたいと思います。

収録楽曲レビュー

①overture(SKE48ver)

48Gといえばこの曲から始まるのは定番。

②恋を語る詩人になれなくて

SKEを代表する楽曲。個人的には「手をつなぎながら」と並んでSKEの象徴、魂とも言える曲だと思います。
この曲は衣装が好きですね。チェック柄が好きなので。後はジャンプも見どころかな。
残念だったのはカット割り。この曲は個人に焦点を当てるより全体を見せて欲しかった。
リルケの詩を読んでみようと思っているのだけど結局読んでないという・・・

③合格Kiss

眼鏡フェチの自分としてはそれだけで素晴らしいですw
ただ、この楽曲はメンバーの表情が良いですね。
それはこのDVDでもそうでした。

④アンテナ

この曲はあまり好きじゃないかな。

制服の芽

公演の表題曲だけどそれにしては存在感が薄いかも。
でも芽をメンバーが表しているとことか好きだけどなあ。

⑥思い出以上

松井珠理奈平松可奈子、木下有希子のユニット曲。当初は山下もえだったが、卒業しその後は木下有希子に。
制服の芽のユニット曲で唯一カッコイイ楽曲。
手をつなぎながら公演の「Glory days」での元気一杯な松井珠理奈から大人の松井珠理奈への変化を見れる曲。
リクアワ2012でも2位に入るなど根強い人気がある楽曲。

⑦狼とプライド

矢神久美、木粼ゆりあのユニット曲。当初は森紗雪だったが、卒業しその後は木粼ゆりあに。
とにかく可愛らしい曲なんだけど、歌詞は結構強烈だよね。草食系男子w
個人的にはCD音源だと森紗雪の声なのでゆりあの声で聴くと結構びくりしたりします。

⑧女の子の第六感

桑原みずき、大矢真那、須田亜香里高田志織、加藤るみのユニット曲。当初は新海里奈だったが、卒業しその後は加藤るみに。また、大矢真那が万華鏡に移ったためアンダー1名はこの楽曲に入る。
この曲も狼とプライドに続いて女の子が強いですw
真那の入りとかかつおのダンスとか見どころが多い。

⑨枯葉のステーション

松井玲奈のソロ曲。
2010、2011とリクアワを連覇したSKEを代表する楽曲。
玲奈の侘しさを感じさせる表情が秀逸。
ただ、玲奈は枯葉よりも雨ピの方が圧倒的に良いと思うんだけどなあ。

⑩万華鏡

平田璃香子、小野晴香、出口陽、中西優香、大矢真那のユニット曲。当初は松下唯だったが、怪我による療養(のち卒業)のために女の子の第六感から大矢真那が移動。
いわゆる大人組の楽曲。年少メンバーでは出せない良さが凝縮されている曲。サビの詩も秀逸。
この映像を見て思ったのは大矢真那の覚悟。
元々この曲は松下唯というSKEの中でも圧倒的な歌唱力、表現力を持ったメンバーがいたからこそ出来た曲だと思う。(松下唯の歌唱力、表現力は「Innocence」を観れば一目瞭然)
松下唯が怪我の療養のために真那が代役を務めることになった際に非常に悩んだことを真那はブログなどで書いていました。
そして結論として出たのが代わりは出来ない、だからこそ精一杯の自分らしさを出すだったのではないでしょうか。
真那の覚悟が伝わってくる素晴らしい映像でした。

ジェラシーのアリバイ

この曲から再び全体曲に。
個人的にはこの衣装が好きではないんですよね。

⑫Doubt!

思春期の女の子の心情を表した曲。振りも印象に残ります。

⑬仲間の歌

この曲はもっと評価されていいと思うんだけどなあ。
SKEの絆を表してる曲だし、中西優香の煽り?でメンバーとファンが一体化できるし。

⑭水のないプール

この曲からアンコールがスタート。この衣装は好きです。
曲としても切ない曲に仕上がっていますね。
この映像ではセリフは松井珠理奈でした。

⑮楽園の階段

今公演の曲の中では最もアップテンポな曲。
ボルテージを上げてくれる曲。

⑯ピノキオ軍

めっちゃ盛り上がる曲。何が何だかわからなくなりますw

⑰手紙のこと

最後を締めるのに相応しい曲。
この映像でのセリフは矢神久美でした。

雑感

何かDVDレビューというよりは公演楽曲レビューになってしまいました。
まず残念だったのはカット割り、編集。
これは手をつなぎながら公演のDVDの方が良かったです。
今作は寄りと引きを使い分けようとして失敗したと思います。特に全体曲では非常に中途半端な映像になっていました。
SKEの魅力の一つはフォーメーションにあると思うので全体曲はある程度引きの映像で良いのではと思います。
個々のメンバーのアップがインサートされること自体は良いのですがそれにしても下手だった。

また、特典映像が一切無いのは不満が残ります。MCも入っていないですし。
普段DMMで公演を見ている方にはそこまで買う必要性はないのでは?
とは言え私みたいにDMMも見ておらず公演を見たことがない(モニ観はありますが)人にとっては買う価値はあると思います。
やっぱりどんなに売れても48Gの原点は劇場だと思います。
48Gの楽曲は大きなハコでやるよりも劇場でやることを考えて作られている曲が多いと思いますし。

制服の芽公演について少し書きたいと思います。
制服の芽公演が始まったのは2009年の10月25日と既に3年以上が経過しました。
48G史上最長の公演となっています。おそらく次の公演が出来るまで最低でも1年以上はあるでしょう。
マンネリ化させていないメンバーは素晴らしいのですが、やはりメンバーのモチベーションにも関わってくる部分ですしどうにかしてもらいたいというのが本音です。
また、このDVDは冒頭にも書いたように2011年6月の映像となっています。
既に卒業した小野晴香、卒業を発表した平田璃香子、矢神久美も出演しています。
高井つき奈、山下もえ、森紗雪、新海里奈、松下唯はいませんがそれでも私がすきになった頃のTeamSに近いメンバーが揃っています。
あの頃のメンバーで制服の芽公演が見れるという点では非常に良い作品なのかなと思いました。