月刊根本宗子「紛れもなく、私が真ん中の日」

作品名:月刊根本宗子「紛れもなく、私が真ん中の日」

日時:2018年5月4日(金)14:00~

場所:浅草九劇

評価点:★★★★★

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約四か月ぶりの根本宗子さんの舞台。今回はねもしゅーさんは出演せず、

 21人全員がオーディションで選ばれた女優さんたち。とにかく圧倒されたし、相変わらず舞台という空間を生かした演出が抜群に上手い。笑いあり、考えさせられる箇所もあり(現代社会への風刺は流石!)、見事な着地点だった。ねもしゅーさんはどんどん前に進んでいると感じたし、それをこえからも見届けたいと思った(偉そうな言い方ですみません)前作のスーパーストライクと比べると、若干だが前作の方が好き。本作は完全にあてがきとなっており、それ自体は面白い試みだがどうしても役者が先になってしまっていると感じたため。正直もう少し人数を減らして、コンパクトに纏めた方が良かったのではと思った。とは言え傑作なのは間違いないです。

ナイロン100℃「百年の秘密」

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作品名:ナイロン100℃「ちょっと、まってください」

日時:2018年4月29日(土)18:30~

場所:下北沢本多劇場

評価点:★★★★★

 

ガルシア・マルケスの「百年の孤独」からとられたと思われるタイトル。ある一家の変遷を約百年に渡って、一家の象徴とも言える木と共に見ていく。時系列通りではないところが印象的。人間にとって何が幸せなのか、何がきっかけなのかを考えさせられた作品だった。主役の犬山イヌ子と峯村リエをはじめとして役者陣の演技に圧倒された。3時間半と長丁場の作品だが、それに値する作品であり、ケラがどうしても再演したかったというのも納得出来た。

 

 

月刊根本宗子「バー公演じゃないです。」

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作品名:月刊根本宗子「バー公演じゃないです。」

日時:2018年1月12日(金)19:30~

場所:下北沢駅前劇場

評価点:★★★★★

 

10月の「スーパーストライク」以来3回目の根本宗子さんの舞台。以前好評だった舞台の再演ということもあり、楽しみにしていたが期待を裏切らない作品だった。女の子4人しか出演者がいない、何故か白い箱を運んでいるなど実験的な要素が多く、その中で売春やいじめ、新興宗教、携帯ゲーム依存など社会問題にも触れている。ラストシーンは舞台特有の空間、認識の齟齬(観客の想定の裏の裏)を巧みに突いた印象に残る好きな終わり方だった。

ナイロン100℃「ちょっと、まってください」

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作品名:ナイロン100℃「ちょっと、まってください」

日時:2017年11月17日(金)19:00~

場所:下北沢本多劇場

評価点:★★★★☆

 

初めてのナイロン100℃の作品。何といってもまず役者さんの安定感が凄まじい。そして脚本も笑えるところあり、考えさせるところありで見応えがあった。ただ前半が少し冗長だったかもしれない。特にこの日ものすごく疲れていたこともあって、頭に入ってこない部分が多々あった。

ヨーロッパ企画「出てこようとしているトロンプルイユ」

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作品名:ヨーロッパ企画「出てこようとしているトロンプルイユ」

日時:2017年10月21日(土)13:00~

場所:下北沢本多劇場

評価点:★★★★☆

 

記憶が定かではないが、おそらく3回目のヨーロッパ企画の公演。相変わらずの軽妙なテンポでのセリフ回し、練られた脚本は流石。ヨーロッパ企画の公演は外れが無いし安定感は36回もの単独公演をやっているからこそ。毎回客演の方がいるのが良いスパイスになっている。ただ、後半の展開は毎回捻りはあったものの、少しくどかったかな。

月刊根本宗子「スーパーストライク」

スーパーストライク

 

作品名:月刊根本宗子「スーパーストライク」

日時:2017年10月13日(金)19:30~

場所:下北沢スズナ

評価点:★★★★★

 

根本宗子さんの舞台は2月の「皆シンデレラがやりたい」以来2回目。月刊根本宗子の作品は初めて。結論から言うと、本当に最高だった!脚本の良さも勿論だが、舞台ならではの空間の使い方、突然の変調が本当に好き。まだ2回しか観たことないけど、根本宗子さんの作品は本当にワクワクするし、次の作品が観たくてたまらない。今回の作品も終着点は予想がついたけど、そんなことどうでも良くて作品にどんどん引き込まれていった自分がいた。繰り返しになるが早く次の作品が観たい!

2014年アイドル現場参戦履歴

完全に放置していたブログですが、備忘録の意味も込めて2014年に参戦したアイドル現場を書いていきたいと思います。

仕事が忙しかった影響もあり、2013年から大幅に減ったなあ。

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