アップアップガールズ(仮)1stドキュメント・フォトブックRUN! アプガ RUN!(仮)レビュー

5月31日に発売されたアプガの1stドキュメント・フォトブック「RUN! アプガ RUN!」を購入したのですが、素晴らしい内容でしたので簡単にですがレビューを書きたいと思います。

発売決定の一報

本作はアプガ初の写真集ですが、発売の決定が発表になったのは横ブリ大決戦の昼公演でした。
メンバーからのサプライズということでまぁなから発表があったのを覚えています。
水着じゃなくて密着の写真集ということが判明した時の会場の微妙な空気も(笑)
ですが、特設サイトでメンバーも語っていますようにアプガらしい写真集に仕上がっているので綺麗な感じの写真集よりも最初の作品がこのような作品で良かったと思います。

対バン行脚〜横浜BLITZ大決戦までの密着

12月の六本木決戦で発表された対バン行脚並びに横ブリ大決戦。
本作はこの約2か月間に密着したものになっています。
対バン行脚でアプガは新潟、仙台、松山、札幌、福岡、東京と廻り最後に横浜でフィナーレを迎えました。
対バン行脚は仙台でのドロシーとの決戦にしか行っていないので、そんな私が言うのも何ですが本当に素晴らしい企画だったと思います。
仙台で感じたこととしてアプガのファンが多かったこともあり、思ったほどアウェーという印象は受けなかったのですが、今回の写真集を観るとやっぱりアウェーだったんだなと感じました。
普段はあまりしないであろう長距離の移動であったり、今までに立ったことが無いステージに立つということ。これだけでも十分アウェーと言えるでしょう。
ただ、このアウェーでの決戦を経てアプガが大きく成長したのは間違いないと思います。
特に新潟でのNegiccoとの戦いでの完敗が本当に大きな経験となったみたいですね。
また、多くの時間を共に過ごすことでメンバー同士で考える時間も増えたことも今回の行脚で得たことでしょう。
行脚での経験は横ブリ大決戦に還元されていたと思います。
仙台でのドロシー決戦と横ブリ大決戦との1か月でアプガが物凄く変わったのを身を持って感じることが出来たのは本当に素晴らしい体験でした。

メンバーのありのままを写した写真

本作ではとにかく素晴らしい写真を沢山観ることが出来ます。
特設サイトのトップ画像にもなっていて、私もこの記事の冒頭で紹介させて頂いている横ブリのステージの登場シーンを始め本当に素敵な写真が数多くありました。
・雪の新潟に降り立ったメンバー(特にモリティ)
・新潟決戦終わりのあやのん
・新幹線で武士道を読みふけるみーこ
・仙台のコンビニでのモリティ
・福岡の枕投げのメンバーの楽しそうな表情
・東京でのメンバーの満身創痍が伝わってくる写真
・横ブリでの白いサイリウム
本当に素敵な写真が数多くありました。

メンバーインタビュー

7人のソロインタビューも本当に読みごたえがありました。
本当に最初の1年近くはバラバラだったんだということを感じました。
アップフロントガールズ結成に関しても、エッグ時代にあまりチャンスに恵まれていなかったせっきー、まぁなが比較的迷わずに参加を決心している一方で、佐保ちゃんやみーこといったエッグ時代にもチャンスがあったメンバーは非常に葛藤があったりと本当にバラバラだったんだなと。
カヴァー時代も辛くてほぼ全員が辞めようと思っていたみたいですし、ステージへの想いが彼女達を繋ぎとめていたんですね。
そして「Going my ↑」でメンバーの気持ちが一つの方向に向かって(佐保ちゃんだけは少し時間が掛かったみたいですね。これも意外でした)
怒涛の夏を乗り切って今のアプガのベースが出来たのでしょう。
そんなバラバラのアプガですが、個人的に最初から唯一共通しているものがあると感じました。そてはハロープロジェクトが大好きだということです。
ハローで無ければアイドルををやる意味なんて無いと考えるくらいですし、エッグ1期生の6人は7年間もの期間、全てをハローに捧げてきたわけですから。
それは今でも変わっていないと思います。
雑誌での発言だったり、ハロコンでの「辞めさせられました」発言でハロプロを批判していると受け取られることもあると思います。
けれども彼女達が語る言葉の節々からは今でもハローが大好きだということを私は感じます。

第一章から第二章へ

横ブリ大決戦を以てアプガの第一章は終了し、第二章が始まりました。
本作は第一章の最後の2ヶ月に密着した写真集となっております。
そして、第二章は既に始まっています。
第二章がどうなるかは全く分かりません。一年近く前にやっとCDデビューしたグループが埋まらなかったとはいえ横ブリ2公演で延べ2000人以上のファンを集めました。
アプガほど先が読めないアイドルはいないのではと思います。
ただ、飛躍を期待せずにはいられない。
アプガの第二章を今後も応援していきたいと思います!